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地域の方々が身近に感じられる里山整備を目指して

地域の方々が身近に感じられる里山整備を目指していきたいと思っています。

 

8月半ば、大町市美麻地区で森林を所有する方に、現在開設中の森林作業道を見てもらいました。

森林所有者のみなさんには事前説明会を開いた際に、道を開いて管理する山造りについて、資料でお話していますが、実際に山に来て見てもらった方が、理解してもらえると思ったからです。

 

所有者さんと山に入ると、たいてい昔の話が始まります。

「この辺りでは、作ったお米は、この山の中の道を荷車で運んだものです。」と懐かしそうに語られるのです。

 

実際、その道はしっかり残っていて、とても歴史を感じる道です。1.5mぐらいの幅の道で、大町に向かって伸びています。

その歴史的な道を残しつつ、森林作業道を開いていますが、道が山の奥まで通じ、手入れしやすい山造りになっていく様子を見て、大変喜んでいただきました。

 

技術的にも、人格的にも「山仕事創造舎さんにお任せします」と言ってもらえるよう、日々努めていこうと思っています。

 

プランナー担当 渡辺 寛