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新たに

3年ぶりに2人のメンバーが加入した。
 安曇野市堀金出身の若干21歳 草野さん
 北九州出身で4か国語を操る韓国人 林(イム)さん

創業以降、初めて国境を越えて、また、初めて地元の新卒を採用した。
山創は一体どこに向かうのだろう? 

 入舎初日は、山創相談役の香山さんに「ここから始まった場所」である荒山林業地を案内いただいた。「引き継ぐ森づくり」と題し、荒山林業8代目山主のゆうた君、山創代表の橋本さん、役員も交えて、脈々と引き継がれた森で一日を過ごした。


 今年100年を迎えるカラマツ林、バブル期にスキー場のゲレンデとして活躍した後に放置された若い広葉樹林、高圧電線設置のために造成された地から天然に芽吹くカラマツ、林齢70年クラスの広葉樹とアカマツの針広混交林など、すべてを理解するには時間が足りないほどの情報量で、初日からみんなの頭はパンパンに。

 木材の大量伐採期に入り、いかに木を伐るかにお金と価値が動く中にあって、どう木々を残してきたかが表現された森は貴重だ。森を失い滅びた文明も少なくない。
 新たに2人の新しい力が加わり、どんな森林を次の世代に残して行けるのか?

 

 安全指導チーム 萬代