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森の恵みの行方

パンデミック渦中にクリックした商品がイギリスから6日で届いた。
購入したのはツリーケア用のロープで、物騒で便利な世の中になったなぁ!
と感じた新年の始まりです。
 
今回の本題は、木材の行き先の本当のところ。
2021年白馬村では約25haの間伐(間引き)を通して、森にメスを入れた。
地表面や次世代を担う木々に太陽光を届けて、森を明るくする。一時的には森は弱るが、時間が経つにつれ個々の木々が成長し、回復し、強くなっていく。その過程で樹種構成(いろんな木)、林齢構成(いろんな年)、森と人との関わり方の幅を拡げていく。
そのような施業を通して得られた約2000㎥の木材(間伐材)はどこに向かったのか?

近くのスーパーや道の駅に行けば地場産の野菜や近海の魚たちが簡単に手に入る。
そんな時代の木材の行き先と移動距離は以下の通り。

 約8割の木材が大北管内(50㎞圏内)を飛び出し、地域内に出荷した残り2割の木材はほとんどが薪として利用されている。白馬村の82%が森林に覆われていても、ズバリ、地域の木材の出番は少ない!(202112月時点)。これこそがウッドショックだ!

 

そんな現実の中にあっても、身近な資源に価値を見出し、動き始めた方々が現れた。

 

『自律した小さなプレイヤー』として、一緒に誇れる森林を残していこうと思わせてくれるそんなボスコさんの記事をご紹介。

 

 

これからも身近な森林と付き合いつつ、森の恵みを身近に届けられるようにと、山に向かいます。

 

(マンダイ)