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みんなで木を植える(白馬南小 植樹体験)

白馬村飯田で、地元の小学校の子どもたち(全校生徒99名)とコナラ500本を植えました。

 

この場所は、木を植えたあと約5年の下刈りを経て、侵入してきた木々を活かしながら、コナラを中心とした広葉樹の森に仕立てていく予定。

 

豪雪地帯でのナナメ植えやドングリ散布も同時に実践し、今回はいくつかの初めてを経験させていただきました。

「地域の森をみんなでつくる」をテーマにしていたので、子どもたち、やまさと林業さん、保護者や先生、地域振興局林務課、山主さんも一緒に植えてみました。

 

6歳から80歳代の立場や世代を越えた共同作業を通しての気づきは、「人それぞれ」。

大人の思惑を軽やかにくぐり抜けて、

早々に切り上げてドロ団子を握り始める子(福岡正信先生もびっくり!)、

葉っぱや枝を集めてフルコースを用意してくれる子(坂井宏行シェフもびっくり!)

高伐りしたスギの根株によじ登り高難易度のポーズ決める子(内村航平選手もびっくり!)など、

 

森との関わり方は無数にあり、山主さんの「ありがてぇーや。ありがてぇーや。」の声が今も耳に残っています。

 

「みんなで」「一緒に」あたりのキーワードが難しくなる社会情勢にあって、

みんなで一緒に何かやることのエネルギーをはっきりと感じた半日となりました。

 

いつもはおじさん3人で一日かけて植えられる500本は、100人以上の手であっという間に(2時間)植えられましたとさ。

 

いろんな形で協力していただいた皆さん、どうもありがとうございました。

 

萬代

#山仕事創造舎 #白馬南小学校 #植林 #植樹